お城通信第17号 | 守屋新市長との懇談
【お城通信vol.17】守屋 新市長との懇談

5月17日の選挙で新市長に選ばれた守屋輝彦氏は元々私たちNPOの会員のお一人でもあります。7月8日に大変お忙しい中お時間をいただくことができ、NPOメンバー9名で庁舎にて守屋新市長との懇談をしました。与えられた30分という限られた時間ではありましたが、要件を濃密に話し合うことができました。
これまでの当NPOのやってきたことのおさらいの後、市へ望むことを以下のように伝えご理解をいただきました。
・文化部、都市部、経済部、環境部をまたぐ「(仮称)歴史・観光・まちづくり部」の新設
・新設の部の中に「天守木造再現委員会」を組織化
・アーバンデザインセンター構想の中にお城の課題は大きな位置づけにすること
・当NPOが博物館などの資料公開や閲覧を行う際に市が強力に援助
・研究者の招聘費用の市からの援助
・城郭整備基金の中に「御用材プロジェクト」などの小箱を作る
それに対して、守屋市長からは、「まちづくりは、市民をはじめ多くの関係者の同意形成が重要であるので、それが迅速かつ確実に進んでいける体制をしっかり作ることをお約束したい」というお言葉をいただけました。当NPOとしては、これまで以上に市との連携を密にし、天守木造再現に関わる課題の進捗に加速がつくようにしていきます。