お城通信第21号 | 小田原市の第6次総合計画を機に
【お城通信vol.21】小田原市の第6次総合計画を機に
第6次小田原市総合計画(案)の中に「天守木造」が明示されましたが、決して木造復原が決定されたわけではなく、今後様々なプロセスが必要であるわけですが、まずは、現時点での総合計画案が今年度内に正式に議会承認へ進むためには、以下のような市民意見反映の機会があります。本会としても、その動向を注視して、適宜アクションをとっていきます。
市民意見反映の機会
・パブリックコメント(9/13締め切り):本会から多くの会員からパブリックコメントが提出されるように既に呼びかけ、相当数の提出ができました。
・市民等との対話の場 (8月~10月):審議会など既存の会議体の他、自治会総連合のブロック毎に意見を求める場などが設けられます。
・総合計画審議会(8月下旬~12月):学識経験者、各種団体の構成員、公募市民からなる総合計画審議会が設置され、12月までに10回程度の会議が開催されます。
第6次小田原市総合計画策定の流れ

第6次総合計画の中に正式に木造の検討が盛り込まれたならば、市の内部に天守木造復原も含んだ小田原城整備活用のための公式な組織を立ち上げて、計画の具体化が進んでいく体制を設けるよう、本会として市側と協議の場を重ねていることを報告添えます。