小田原城の天守を木造で復原することに取り組んでいます。(H)

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小田原市議会で神戸秀典議員が小田原城天守木造化についての質問2023.6.15


小田原市議会定例会6月本会議の一般質問において神戸秀典市会議員が、市の文化行政に関する質問の中で、天守木造について市としての方針を問いました。 その中で当NPO「みんなでお城をつくる会」にも言及しています。

それに対して、答弁に立った市長からは、引き続き当NPOの名前も具体的に述べ られ、木造復原の可能性を研究検証する整備検討会議が動いていると明言されました。

市議会という公式な場面で質疑応答がなされたことを一般市民の方々にも知っていただき、天守木造プロジェクトが着実に進んで いることを理解していただけるよう当会としても努めていきます。

議会答弁記録の動画は、以下のリンクからアクセスできます。

https://smart.discussvision.net/smart/tenant/odawara/WebView/rd/speech.html?council_id=47&schedule_id=3&playlist_id=4&speaker_id=17&target_year=2023

天守木造化に関する神戸議員の質問は17' 25"~19' 52"の間、市長の答弁は33' 40 "~34' 34"です。

上記のリンクが切れている場合は以下の方法でアクセスしてください。

「小田原市議会議会中継」で検索 →「議会中継」→「本会議(新しいウインドウで開きます)」→「令和5年6月定例会」→「06月16日本会議」→「神戸秀典議員」

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小田原市議会事務局 議会総務課より画像の使用許可をいただいております



小田原市のホームページに「史跡小田原城跡保存活用計画」が公開2022.8.15


小田原市のホームページに「史跡小田原城跡保存活用計画」が公開されました。この文書は、これまでに小田原市が発行した小田原城保存整備調査についての成果を集約・統合したものです。

以前より、概要版は公開されておりましたが、すべての本編は本年7月に公開されました。 


■史跡小田原城跡保存活用計画
https://www.city.odawara.kanagawa.jp/field/lifelong/property/shisekinoseibi/odawarajohozonkatsuyou.html


第8章で協力を仰ぐべき団体として当会が登場しています。(P184, 185, 186)

史跡小田原城跡保存活用計画は以下の9つのファイル(リンク先は小田原市のサイトです)に分かれています。

表紙から第1章保存活用計画の沿革と目的まで PDF形式 :4.6MB

第2章史跡小田原城跡の概要 2-1小田原市の概要 PDF形式 :18MB

第2章史跡小田原城跡の概要 2-2小田原城跡の概要 PDF形式 :11.1MB

第2章史跡小田原城跡 2-3小田原城跡の地区区分から第2章 2-5指定の状況 まで PDF形式 :9.5MB

第3章史跡小田原城跡の本質的価値 から 第11章経過観察 まで PDF形式 :18.5MB

資料編1絵図・写真等 PDF形式 :13.8MB

資料編2史跡小田原城跡指定地図(前半) PDF形式 :12.1MB

資料編2史跡小田原城跡指定地図(後半) PDF形式 :9.7MB

資料編3史跡小田原城跡指定現況地番から裏表紙まで PDF形式 :2.6MB



1-20220804144639.pdf




小田原市の総合計画に天守木造が組み込まれる可能性
9月13日までパブリックコメント募集中2021.8.13


小田原市では、向こう数年間の市政の基本構想を定める第6次総合計画を策定し、その原案が8月13日から公開され、パブリックコメントが公募されました。これまで10年の活動を経て、ようやく市の総合計画に「木造」の一文が入る可能性を得て、今後の天守木造への道が開けてきました。

是非とも、一人でも多く、天守木造の必要性を様々な観点から述べたパブリックコメントを提出していただけますよう、よろしくお願い申し上げます。


「第6次小田原市総合計画行政案」パブリックコメント募集ページ
https://www.city.odawara.kanagawa.jp/municipality/municipality/comment/details/r3vision-6th.html

「第6次総合計画 行政案【概要版】」P7に「木造」の記述があります。
https://www.city.odawara.kanagawa.jp/global-image/units/496648/1-20210812115659.pdf

「第6次総合計画 行政案」P24,P56に「木造」の記述があります。
https://www.city.odawara.kanagawa.jp/global-image/units/496910/1-20210812115729.pdf


また、公開間近な「史跡小田原城址保存活用計画」についても、当NPOが共同組織として実名入りで登場します。総合計画と相まって、今後の当NPOの社会的な信用と責任を強く意識するところであります。

認定NPO法人 みんなでお城をつくる会
理事長 鈴木博晶


第6次小田原市総合計画 行政案 【概要版】の7ページ目(抜粋)

第6次小田原市総合計画 行政案 【概要版】_P7

第6次小田原市総合計画 行政案 の24ページ目(抜粋)

第6次小田原市総合計画 行政案_P24

第6次小田原市総合計画 行政案 の56ページ目(抜粋)

第6次小田原市総合計画 行政案_P56



9月4日(金)夜10時からNHK BSプレミアム「絶対行きたくなる!ニッポン不滅の名城」で小田原城がとりあげられました2020.9.15


この番組は、日本の城に秘められたさまざまな謎や魅力を最新の研究に基づいて紹介する人気シリーズです。

番組サイトによる紹介:
「白亜の天守が美しい小田原城は、戦国時代と江戸時代では全く違う顔を持つ。戦国時代に築かれた城は、9キロに及ぶ防衛ラインを構築した難攻不落の巨大城郭だった。城が本当に守ろうとしたものは一体何だったのか。現在、大規模に発掘が進む山城から、これまで見ることができなかった軍事要塞の真の姿が浮かび上がってきた。そして江戸時代、美しい天守が果たした、ある「特別な目的」とは。小田原城の知られざる実像に迫る」
出演:千田嘉博

現在、NHKオンデマンドで視聴可能となっております。見逃された方はこちらでご覧ください。 <https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2020109768SA000/?capid=nte001>



次期小田原市長選立候補予定者に質問していた
「小田原城の整備計画」について回答が届きました2020.5.10


NPO法人みんなでお城をつくる会では小田原城天守を木造復元するための運動を展開しています。

そのためには小田原市との協働が必須です。そこで次期市長選において天守を含む小田原城の整備計画について次期市長選挙立候補予定者に以下の質問をさせていただきました。その回答が届きましたので掲載いたします。


質問1 小田原城天守木造復元を推進するお考えはありますか? 理由も含めてお聞かせください。
質問2 「小田原固有の歴史的風致を守り育て、次世代へ伝えていくために必要な事項を定め、本市がもつ歴史的資源を積極的に活用した、小田原らしいまちづくりの推進」をどのように進めるのかご意見をお聞かせください。

 
質問の原本(PDF)
 
加藤憲一様のご回答(PDF)
守屋てるひこ様のご回答(PDF)




図1

NPOみんなでお城をつくる会では、小田原城天守の木造復原を目指す活動を行っておりますが、その天守が、多くの市民と行楽客にとって、郷土愛の源になり心のよりどころとなることを目指しております。そのためには、市内の様々な位置から死角なく天守が見えるまちづくりが大切だと考えておりますが、残念ながらこの数年間で小田原駅周辺に多くの施設が建ち、天守を臨む景観が失われました。今回の市長選挙で選ばれた市長には、是非ともこの愚を繰り返すことがないよう、まちづくりの舵取りをお願いしたいと思います。

認定NPOみんなでお城をつくる会
代表理事 鈴木 博晶



「史跡等における歴史的建造物の復元等に関する基準」見直し2020.4.17


昨年8月に文化庁から「天守等の復元の在り方について(取りまとめ)」という文書が公開されました。

文化庁ページ 史跡等における歴史的建造物の復元の在り方に関するワーキンググループ
 -天守等の復元の在り方について(取りまとめ)-
PDFファイル -天守等の復元の在り方について(取りまとめ)-

これは「史跡等における歴史的建造物の復元の在り方に関するワーキンググループ」が作成した文書です。このワーキンググループは、以下の目的で設置されました。

地域振興や観光振興も視野に入れた地方公共団体からの天守復元に向けた要望や、鉄筋コンクリート造天守の老朽化の問題等もあり、[略] 復元建造物の在り方について積極的に調査 検討することが求められている。このため [略] 歴史的建造物の復元の在り方等に関し、専門 的な観点から十分な審議を行うため。

1960年に復興天守として建造された小田原城天守木造復元と大いに関連するワーキンググループです。

ワーキンググループの活動の詳細と成果については文化庁の「史跡等における歴史的建造物の復元の在り方に関するワーキンググループについて」というページにまとめられています。

さらに、文化庁はこのワーキングクループの議論と取りまとめを踏まえて、復元的整備の範囲を見直し、同整備のための手順や留意事項を含めた基準を決定しました。

硬い文章ですが、是非ご一読をお願いしたいと思います。

文化庁ページ 史跡等における歴史的建造物の復元等に関する基準の決定について
PDFファイル 史跡等における歴史的建造物の復元等に関する基準の決定について

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